ソフトウェア設計及び演習2016
モジュールの単体テスト
ある程度モジュールが出来上がってきたら,モジュールが提供する機能をテストすることが重要です.主な目的は,バグを検出して修正することです.モジュールを作成した本人が担当すべきテストであり,技法としてはホワイトボックス法などが使われます.
テストの意義
(書籍『経験ゼロでもできるプログラミング現場の単体テスト』より)
- 中規模以上のシステム開発では,設計に時間がかかってテストに時間をかけられないこともある.
- よって,致命的な障害が発生する可能性がある.
- とはいえ,すべてのケースを想定してテストを実施するなどということは現実的ではないので,テストケースを絞る必要がある.
- 各テストフェーズの礎となる 単体テストが重要 となる
ホワイトボックス法とブラックボックス法
動作チェックのために必要な値を含めたデータのことを「テストデータ」と呼びます.このテストデータを,実際にプログラムをコーディングする「エンジニア側の視点」から作ることを「ホワイトボックス法」,モニュールやシステムを使う「ユーザ側の視点」から作ることを「ブラックボックス法」と呼びます.
最終更新日:2016/07/08 14:47:30