ソフトウェア設計及び演習2016

GDK2016::アニメーション

アニメーション

基本はパラパラ漫画

背景を描く
スプライトを動かす
スプライトを描く
1.にもどる

GDKでアニメーション

タイムアウトと背景を設定する　GDK2016::タイムアウト GDK2016::背景
- タイムアウトはgtk_main()でイベント待ち中に、一定の時間間隔で関数を呼び出す
- 背景はconfigure_eventのコールバックで設定
  - configure_eventはウィジェットが最初に作成されたときを含む、サイズが変更されたときに起こる

タイムアウトの発生　GDK2016::タイムアウト
背景でクリア　GDK2016::背景
スプライトをドローイングエリアにコピー　GDK2016::スプライト　 GDK2016::透明な画像

サンプル

ソースプログラムの所在

以下のsvnのリポジトリ
- https://svn.cis.iwate-u.ac.jp/svn/csd/kimura/animation/

ファイルリスト

gtk_lib.h gtk_lib.c
- GDK2016::概要で解説済
gdk_pixbuf_lib.h gdk_pixbuf_lib.c
- GDK2016::GdkPixbufで解説済
animation_lib.h animation_lib.c
- animationのためのライブラリ．スプライトとか．
- 以前に中谷先生が作られたものを少し変更
- anime_pack構造体の理解が必要！

typedef struct {
  GtkWidget *drawing_area;  // スプライトを動かすフィールドに相当するドローイングエリア
  gint timeout;                      // アニメーションのタイムアウト（g_timeout_addの戻り値）．
                                          // g_timeout_addで設定した時間ごとに，drawing_areaにs_pixbufが描かれる
  GdkPixbuf *s_pixbuf;         // スプライト用のピクスバッファ
  gint s_width;                 // スプライト幅
  gint s_height;                // スプライト高さ
  gint x, y, dx, dy;            // スプライトの現在位置座標，ベクトル（次のタイムアウトで進む方向）
  gint s_timeout;               // スプライト自身がアニメーションするような場合のタイムアウト．回る地球とか
  GdkPixbufAnimationIter *iter; // s_timeoutを使う場合に用いるイテレータ
} anime_pack;

animation.c
- いろいろなアニメーションのサンプル．GDKでアニメーションgifを読む，ボールが動く，アニメーションgifが動く，キャラクターが動く，など．

実行手順

 # svnからexportする（実行した直下にanimationディレクトリができる）
 svn export https://svn.cis.iwate-u.ac.jp/svn/csd/kimura/animation
 
 #持ってきたディレクトリに移動
 cd animation
 
 #make
 make
 
 #実行
 ./animation