ソフトウェア設計及び演習2016
ファイル識別子
ファイル識別子(File Descriptor)
Linuxでは,いろいろな機器(デバイス)を「ファイル」と見なして統一的に扱います.
ファイルをオープンすると,「番号」が与えられます.
- オープンしたものを格納しておく配列の添字になります.
- その配列は,プロセス毎に持っている形です.
プロセスの標準入出力番号
- 0:標準入力 ← デフォルト入力デバイスを意味し,通常はキーボードになります.
- 1:標準出力 ← デフォルト出力デバイスを意味し,通常は(そのプロセスを実行した)ウィンドウです.
- 2:標準エラー出力 ← デフォルトエラー出力デバイスを意味し,通常は標準出力と同じです.
- 新しくファイルを作り,そのファイル識別子を値として見ます.
- write を用いて,いくつかのファイル識別子に対して書き込みを行っています.
関連
- man open
- man write
- /usr/include/stdio.h
最終更新日:2015/06/04 11:21:26