ソフトウェア設計及び演習2016
ソフトウェアの設計
- 実際の世界や頭の中にある問題をいかに計算機で実現するか?
- モデルを考えるのは人間の頭であり,頭の中で考えたことを問題やモデルとして詳細化し,プログラム化していく.
- 代表的な方法としては以下のものがある.
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トップダウン設計
- 実現へ向けて大きな問題を,分割設計していく.
- オブジェクト指向設計
- 問題の中の部品(モジュール)を独立設計していく.
- 問題によって適切な設計方法がある.
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トップダウン設計
- 問題の構造を理解し,より小さな問題へ分割し,
(家の問題だと,土台,家,室内装飾,など)
- 処理の流れを考え(土台造り,家の建築,室内装飾の順に行う)
- 設計案,実現案,モジュール毎のインタフェースなどを決める
- 分割された仕事(モジュール)間の取り決め(インタフェース)を行う
- 例えば,土台と家のインタフェースだと
- 家の大きさ,重さ,柱の位置,などなど
- この約束さえ守れば,土台屋さんと大工さんは別々に仕事ができる
- 例えば,家と室内装飾のインタフェースだと
- 間取り,床壁の材質,などなど
- 仕事量の見積と実現可能性を検討し, 再設計.
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最終更新日:2015/03/05 10:01:21