確率統計2022 今日の講義 (5) 2022/05/25

今日のお知らせ

レポート課題を提示しました。

./report.html

  • 近いうちにWebclassに提出場所を作ります。
  • pdf で提出してください。

今日の講義予定

Done 確率と確率空間

Doing 確率変数と確率分布

Done 二項分布について理解する

GaussFromBinominal.pdf で二項分布について理解する

  • 分布とは
  • 平均とは
  • 平均からのズレ
  • 分散

Doing 2.1 確率変数と確率分布

確率変数 (r.v.) X
random variable
  • 事象に対し,数値を与える,
  • 数値の出現確率は,確率関数または確率密度関数にしたがう
確率関数 (p.f.) \(f(n)\)
probability function
  • 離散的な事象の確率を与える関数
確率密度関数 (p.d.f.) \(f(x)\)
probability density function
  • 連続的な事象の出現確率を決定するための関数
  • \(P(a< X \leq b) = \int_{a}^{b} f(x) dx\)
(no term)
(累積)分布関数 (c.d.f) \(F(x)\):: cummulative distribution function
  • \(F(x) = P(X \leq x) = \int_{-\infty}^{x} f(t) dt\)
  • \(f(x) = \frac{d F(x)}{dx}\)

2.2 期待値と平均と分散

確率密度関数を用いた統計値の計算について:

  • 平均値と期待値と線形変換
  • 分散と線形変換
  • 標準偏差
  • 標準化
  • g(X)の期待値: 試行における,確率変数による式 g(X) の平均値
  • 平均 == X の期待値 = E[X] = μ
  • 分散 == (X-E[X])2 = V[X] = E[x2]-E[X]2 = σ2

2.9 確率変数と確率分布と確率空間

  • (Ω, A, P) の三つ組,P(事象集合)
  • X:Ω -> Z, (Z, 2^Z, P) 離散確率分布, P(Xの等式)
  • X: Ω -> R, (R, ボレル集合族,P) 連続確率分布, P(Xの範囲)

いろいろな確率分布

統計学の時間 | 統計WEB いろいろな確率分布

3.1 離散型確率分布

3.2 連続型確率分布

  • 一様分布
  • 指数分布

    \( P(X > x+y ) = P(X>x) \times P(X>y) \)

  • 正規分布
  • ガンマ分布 (多次元分布の学習後)
  • カイ二乗分布とt-分布 (多次元分布の学習後)

Doing R

  • 15分位の時間を使って,
  • RStudio, Rmarkdown, r-chunk を使って,メモと演習しながら学びましょう:

Done Rの関数電卓的な使い方 ~/Desktop/r-2.Rmd

サイコロのシミュレーション

コンピュータの利用目的の一つに,シミュレーション(コンピュータを用いた 実験) があります。

確率計算 (5/25.new)

確率分布のグラフ (5/25.new)

Todo 出席登録

講義終了後アンケート

アンケート - Google ドライブ フォルダ

講義終了後に

確率と統計のこと

参照

R/RStudioのこと

RStudio

RStudioを使って, Rを学び, Rmarkdown文書として纏めましょう:

Todo R/RStudio入門

R/RStudio入門 のとおりにやってみましょう

Todo R markdown

R プログラムとその出力,解説を含むドキュメントの作成に用います。 すごく便利です。

プログラムの開発,デバッグ,ドキュメンテーションが,一つのファイルで行 えます。

本講義でのプログラム作成は,これを用いましょう。

emacs org-mode

が,講師は,もっと便利で汎用な,emacs org-mode を使っています。RStudio は使いたくありません。悪しからず。

Todo R 言語 入門

プログラム言語としての機能を学び,RStudioを用いて,Rmarkdown文書を作成 しましょう。

Rの設定など

R/RStudioの利用環境設定などの参考にしましょう。

Author: suzuki@iwate-u.ac.jp

Created: 2022-05-25 水 09:47

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