2020 ソフトウェア設計及び演習用の班Wiki

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ソフトウェア設計・演習を通して

1からアプリケーションを設計する大まかな流れとチーム活動の大変さを学びました。最終発表が終わった後に山中先生が「何にも代えがたい達成感があるはずです」といったことをお話しされていたと思うのですが、私は全くそれを感じていませんでした。というのも、私はこのチーム活動に貢献することが出来なかったからです。これから書くことは単位のために取り繕ったものではなく、正直な私の感想です。
約4ヶ月あまりの活動を通して、特に大変だったのはこの科目の根幹でもある「生徒だけで1から設計する」ことでした。まず設計するものを決める話し合いでは、私はこういうものが作りたいというアイデアが沢山あったのでそれを班で共有したら周りが良いねと反応してくれたので採用になりました。そのときはとても嬉しかったです。実装したい動きと機能を列挙する活動まではとても楽しかったと思います。しかし、モジュール分けの作業になってからは、専門的な知識が必要になり、ソフトウェア構成論でも聞いた単語ではありましたが私は単位が取れなかった科目なのもあってか、まるで班活動について行けなくなりました。班活動は主にLINEのグループ通話を使いました。8人で話し合うのは大変でした。新しいサービスの具体的な設計順序はおろかHTML、CSS、JavaScriptの書き方も、githubの使い方も何も分らないまま終わりました。何をどう進めて良いか分りませんでした。
4ヶ月はあっという間で、気がついたらマルチメモが完成に近づいていました。最終発表で他班の制作物を見て本当に驚きました。10班はプログラミング未経験者しかいなかったので、序盤から苦戦したことがかなり多かったと思います。それでもちゃんと動くものを完成させた班員が本当にすごいと思います。 4ヶ月で学んだことは周りの1/10にも及びませんが、自分の手で作ろうと思えば学部3年でも何でも作れるのだということを知りました。着眼点やユーモア溢れる工夫に感心しました。私も自分の力で作品を作り上げたいと思いました。


最終更新日:2020/08/14 18:30:58