2014 ソフトウェア設計及び演習用の班Wiki

gr10:: 20312039 小池真稀

感想・反省等

 これまでのプログラミングに関する演習では個人によるプログラム制作を行なってきたが、今回の「ソフトウェア設計及び演習」ではグループによる初の制作作業で、今までのプログラミングにはなかった課題が生じた。
 班内におけるモジュールの分担がとても困難だったと思う。どの役割ごとにモジュールを分担するか、という点でどこまで細分化して考えればいいかがいまいちわからなかった。大まかすぎても1つあたりのモジュールが複雑化してしまうし、あまりにも細かいとモジュールが多すぎてしまう。今後のプログラミングの機会では、その見極めが上手くできるように勉強したい。
 モジュールをそれぞれの班員に制作を分担することでも、一部の班員に難易度等の負担が偏ってしまうという問題が生じた。これはモジュールを分担する際によく考えるべきであった。また、負担が偏った場合はフォローをする必要があった。
 キャラクター選択モジュールを担当した。キャラクターのステータスを見やすく表のようにするなどの工夫を加えた。また、ボタンごとにも配色を施し、見栄えをよくした。ボタンを配置して押すだけという単純なものになってしまったので、キャラクターの画像を動かしたり、サウンドエフェクトを付けるなど、さらに工夫を加えてみてもよかったと思う。キャラクターモジュールとの連携などが行えなかったことも反省点の一つである。今後、プログラミングの機会があれば、他のモジュールとの連携なども試してみたいと思っている。
 他にはWiki編集やドット絵の制作なども行った。Wiki編集では、他の班の人などが見たときにより見やすいように見出しや文字の形・大きさを変え、ときには図や画像を貼りつけた。見やすい資料を作るという点も今後就職した際に必要となる技術なのではないかと思う。ドット絵は、フィールド上で使用される地面や障害物を、50×50で制作した。普段絵を描くということに不慣れなため自信がなかったが、個人的に高クオリティなドット絵を多数作ることができたと思う。
 うまくいったことは、モジュール制作だ。私個人が担当したモジュール制作は上手く進行できたと思う。うまくいかなかったことは、グループ内での連携だろうか。
 演習の目的 を改めて見て、1つ目の実現可能な問題設定という項目は達成できなかったと思う。はじめにあまり考えずにとても難易度の高い複雑なゲームを選択してしまった。次のソフトウェア設計に関しては、やはり困難であった。3つ目のモジュール分けの大切さを学ぶ、という点は今回の経験を経てよく理解できたと思う。そして4つ目のプログラム化は、私の技術が乏しく、完成には至らなかった。最後のグループでの作業に慣れるという点は、この演習で色々なことを学習したので、今後に活かせれられるくらいには成長できたのではないだろうか。
 SEやプログラマーがプログラム制作を行う際、個人よりもグループで行う機会がずっと多いと聞いたので、今回のようにグループ内での連携やフォローが上手くできないのでは致命的だろう。であるから、フォローをするということを今後身につけられるように努力したい。プログラミングの技術も大切であるが、チームワークなどの重要さもよく理解できた。これらの経験を卒業研究や就職活動で活かせられるように反省したい。


最終更新日:2015/02/18 10:40:43