!! タグを付ける(svn copy) タグとは,ある時点でのプロジェクトの「スナップショット」のこと. タグを作成するには svn copy を利用する.例えば,g00/proj の最新のスナップショットを作るには 8< $ svn mkdir https://svn.cis.iwate-u.ac.jp/svn/csd/16/g00/tags -m "Make a tagging directory" $ svn copy https://svn.cis.iwate-u.ac.jp/svn/csd/16/g00/proj ¥ https://svn.cis.iwate-u.ac.jp/svn/csd/16/g00/tags/0.5 ¥ -m "Tagging the 0.5 release of the project." >8 https://svn.cis.iwate-u.ac.jp/svn/csd/16/g00/proj が最新のディレクトリ https://svn.cis.iwate-u.ac.jp/svn/csd/16/g00/tags/0.5 がその最新のコピーの保存ディレクトリになる. ログを,-m "メッセージ" で与えておく. !! 「タグ」と「ブランチ」 タグとブランチの概念を一言で言えば, * タグ:ある時点でのソースのスナップショット * ブランチ:あるソースの本流(trunkという)とは異なる別の開発版 といったイメージである(多少の語弊はあるかも). svnはバージョン管理システムなので,コミットした際の各々の時点でソースが保存され,必要に応じて戻すことができる(これをロールバックという).その戻すための手掛かりは(svnでは)「リビジョン番号」と呼ばれ,初回のコミット時から順に1, 2, 3, ...という番号で管理される. しかしながら,自分が戻したい時点のリビジョン番号を覚えている!などという人はほぼいないと思われるので,人間でも覚えておけるような,'''何らかの文字列で管理する'''機能を実現しているのが「'''タグ'''」である.