2014 ソフトウェア設計及び演習用の班Wiki

14::gr11::中村昇

開発を始めて最初に行ったのはこのWikiに載っていたアニメーションのプログラムを改変して、どの関数がどのように動作するか調べることでした。ゲーム開発は全くもって始めての経験だったので、とりあえず動きのあるものをつくってみようと思い、アニメーションから開発を行いました。 timeoutなどの今までのc言語の演習で使ってきた関数とは全く性質が異なる関数に戸惑いながらも、何度もトライアンドエラーを繰り返すことで徐々に完璧ではないですが、アニメーションの作り方を覚えていき、すごろくの中核となる人が歩行するアニメーションを表示するモジュールが完成しました。 アニメーションにも苦戦しましたが、一番苦戦したのがwidgetの切り替えでした。 過去の先輩のプログラムを見ましたが、僕はクリックして場面が切り替わるごとに新しいウインドウが現れるのは美しくないと思い、「ひとつのウインドウで、すべての操作をマウスで」を目標にしてこのゲームを作りました。gtk_container_addしたものはgtk_container_removeすればウィジェットを取り払えるというのをネットで調べて知り、「簡単じゃん。もはや完成じゃん」と、当時は思っていました。その後実際にプログラムを書くと、アホみたいにエラーが出てきました。widgetというものを理解してあげないとこれは解決しないと思い、様々なパターンや順番でwidgetを作り、どのようなパターンならgtk_container_removeできるのかを探し出しました。この作業だけで2,3週間ぐらいかかったと思います。 アニメーションと、widgetの切り替えをマスターした後は、それらの開発から得た知識を活用して一気に開発が進みました。 開発が終わって思ったこととしては、もう少ししっかりとモジュール分けを行なっていれば、開発の進みも、もっと早かったのではないかと思いました。しかしながら、初めてのゲーム作成だったので最初に全く方針を立てられなかったので仕方ない的なとこもある。 あと、自分、リーダーだったんですけど、うまく班員に作業を分担するというのは難しいことだという事を理解しました。人によってプログラミングに対する理解度とか熱意とかが全然違っていて、全員が同じぐらいの仕事量をこなすというのは無理だとわかりました。やはり、プログラムを書くのよりもそこが一番難しかったところだったかもしれん。


最終更新日:2015/02/17 20:13:42